2023年04月18日

上咽頭炎治し方レポート▼

上咽頭炎の症状に違和感を感じたのは5年前、鼻と喉の間の違和感から始まり、痰(たん)やドロドロの鼻水が喉に落ちるし、喉にへばりつく、、、何度も「カーッペッ、カーッペッ・・・」をして、自分で一生懸命に吐き出してみると、黄色の中に茶色い血のようなものが混ざった塊(かたまり)が出てくるのです。

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しかも、こんな上咽頭炎を何度も繰り返していると上咽頭癌(ガン)になることもあるとか…

でも今は、自分でちゃんとケアしたおかげで、完治しているんですよ


ここでは、上咽頭炎の不快感がナゼ起こるかを知り、この不快感に対してどのようなケアをすれば改善が促されるかをレポートしています。長いですが、この「上咽頭炎治し方レポート」をしっかり読んで実際にご自分でケアをして頂くと、きっと納得できると思います💓⤴




実は私、もともと花粉症で慢性副鼻腔炎の症状があったのに加え、鼻の奥が痛い喉の上が痛いなどの症状が時々ありました。

しかし「いつか治るだろう」そう思って治療も何もしないでいると、あんなにひどい状況になるとは思ってもいませんでした



痰の様な塊が喉に落ちたり、張り付いたり。最初はこの塊がどうやっても取れず、無理に出そうとして違うところに炎症がおこったり、塊が喉の奥に当たって吐き気がすることも。。。たまに血の塊みたいなのも出てくるし。。。

もうノイローゼになりそうでした

最初は、原因も病名もわからず、人にうつるのでは??治し方も分からない・・・薬は何を使って治療したらいいのか・・・耳鼻科に行っても病名も告げられず・・・

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毎日気持ち悪い症状に悩まされ、口臭も自分でも感じるようになり、不安で治療の途中で2回も耳鼻科を変えました。


結局、3軒目の耳鼻咽喉科で上咽頭炎が慢性化した症状だね」といわれ、

やっとわかりました。。。上咽頭炎!(じょういんとうえん)

「カーッペッ」して痰が出るのは良いほうで、痰がが出なくて大変な思いをしている人も多いとのこと。


上咽頭炎はケアも何もせずに放っておくと、慢性化して治りにくくなるそうです💦




ようやく「上咽頭炎」(じょういんとうえん)と病名がわかったので、治療で通院することになったわけですが・・・
治療がはじまり、毎回何かの薬を塗り、抗炎症剤や抗生剤も飲みましたが、、、
まったく症状は改善しません。


それに、耳鼻咽喉科は待ち時間がめちゃめちゃ長い、長い長い💢💢💢


ついに仕事にも影響が出てきたので、通院を減らし、自力でも上咽頭炎が治せないかを調べてみました。

すると、「自力でできる治し方に、鼻うがい…」と書いている。。。

とりあえず治療と思って鼻うがいをやってみることにした。

が、しかし、これがまた最悪で、詳しく書くと長くなるので書きませんが、鼻うがいが上手くできず中耳炎になってしまいました。おまけに気管に入りゲホゲホ、、、喉に痰が落ちる症状がさらに激しくなり、薬、ポケットティッシュと携帯ゴミ袋を持参する毎日

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ある日、たまたまテレビで健康番組を見てたら「鼻うがいは逆に粘膜の機能を損ねることがある」と言ってる…
粘膜にある免疫成分(IgA)や保湿成分(ムチン)が流れてしまうので、さらに症状がヒドくなることもあるとの事。

鼻うがいで粘膜の損傷・・・やだな〜

他では、炎症で発生した細菌が鼻うがいの液で耳に回って中耳炎になるとも・・・私はこのパターン💦


鼻うがいは危険・・・




こんなことがきっかけで、ついに一念発起。

さらに上咽頭炎のケアについていろいろ調べてたどり着いたのが、
微粒化された食塩水を使う方法でした。
(ここでいう「微粒化」は、超微細なエアロゾルの霧のこと)

これは生理食塩水のミストで、薬剤は一切使いません。

この「上咽頭炎治し方レポート」の最下にある指定の医療機器だと生理食塩水を簡単に作ることができ、そのまま吸入できます。

注意必ず最新型を使って下さい。最新型についてはレポート最下に記載


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このケア良かった

上咽頭にしっかり届くケア


ナゼ良かったか?」や「上咽頭のケア」について調べたことをまとめたので参考にしてください。

文才がないので、その辺はご勘弁ください(^^;)


💡普通に「喉の不快感」を起こしている人、「慢性的な喉の不快感」におちいっている人も、上咽頭とは場所が異なるだけですからお試しを!これは有用的な方法です。





さてさて、前置きが長くなりましたが、、、

この上咽頭炎治し方レポートは

ここから下が重要です。

 


上咽頭炎は、粘膜の乾燥、蓄膿症(慢性副鼻腔炎)や花粉症などのアレルギー、風邪などのウイルス感染などが切っ掛けでなりやすい疾患です。さらに慢性化すると非常にやっかいな疾患です。

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上咽頭炎とは、鼻とノドの間の炎症(のどちんこの裏側のちょっと上辺りの炎症)です。


上咽頭炎では、通常、鼻と喉の間の痛み・何かが引っかかっている感じ・乾燥している感じ痰様の塊が気管に流れるといった不快な症状が起こります。これにストレスが加わると上咽頭炎の症状がさらに悪化することもあります。さらに悪化してくると、吐き気頭痛肩こり倦怠感、めまいといった随伴症状もでてくることがあります。


急性期には熱がでることもあります。上咽頭炎は、何もせずにそのまま放っていると炎症が耳管や中耳に波及して、中耳炎や耳管狭窄症、難聴を引き起こすことがあります。


さらに、上咽頭の付近には自律神経系のツボがあるとされているため、自律神経に関わる不調や症状を訴える人もいるようです。


上咽頭炎と知っても何もしない無頓着な人もいますが、、、実は、上咽頭炎はケアせずに放っておくとやっかいな症状を引き起こす病気なのでした。

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しかも、明確な根拠はないものの炎症をくり返していると上咽頭癌へとガン化しやすくなる可能性もいわれています。


どうして「癌化しやすい可能性」があるかといいますと、「」は「長期的な刺激の結果」とされているからです。 


よく、胃炎や胃潰瘍を長期的に繰り返すと胃がんになりやすいといわれていますが、それと同じとのこと。。。

粘膜に炎症が起きると、人間の体は修復しようとします。何度も粘膜細胞の炎症と修復をくり返しているうちに、あるとき修復エラーが起こり発生するのが癌細胞といわれています。


ただ、必ずこのようになるわけではないので「ガン化するのでは…」と、あまり神経質になる必要はなさそうです。

ガンの心配よりも、上咽頭のケアをしない事を心配した方が良さそうです。


上咽頭のケアは大切ですよ!忘れないようにしましょう。






この上咽頭炎、なかなか治りにくいのですが・・・


その理由は、「見えにくく手が届きにくい所の炎症」でもあるからです。

実は、ケアがしづらい部分なのです。

この上咽頭の部分は常に外気にさらされているため、慢性的な炎症が生じやすくなっています。

そしてこの上咽頭炎の代表的な症状である、

◎鼻と咽の間の痛み
◎何かが引っかかっている感じ
◎乾燥している感じ
◎痰様の塊が口の方に流れる

などの不快症状が引き起されます。

また、治療に耳鼻咽喉科に通いたいけれど、忙しい上に、病院での待ち時間が長いのがイヤで治療がおろそかになりがちなのも改善しにくい理由の一つだと思います。
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上咽頭炎は一旦慢性化してしまうと、自然治癒が難しく、なかなか治りにくい疾患です。しかも上咽頭は自身では触ることが難しい場所なので、「治し方」で悩んでいる人もたくさんいます。


しかし、近年になってこの微粒化された食塩水を使った習慣ケアが注目されています。
家庭用の医療機器を使って手軽にできるところが注目の理由のようです。

病院での治療が基本ですが、時間がなくて思うように治療に行けない人も、さまざまな「治し方」を試したけどいまいち改善されないという人も、まめなケアと悪化予防、治療の併用などを心がけることで不快症状の軽減が期待できると思います。

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なぜ上咽頭炎の不快感に、このケア方法が良いのでしょう?


◆まず、上咽頭炎の不快感がどうして起こるかを調べてみたので知っておきましょう! 

人には、粘膜に花粉やウイルス・細菌等が付着すると、線毛運動によって異物を排出したり、異物を外部に出そうとして、粘液が作られたりする機能があります。


この線毛運動の「線毛」とは、粘膜に隙間なく生えている直径1000分の1ミリの毛のことです。線毛はベルトコンベアーのような役割を担っています。

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ベルトコンベアー役である線毛の運動機能が低下してくると、細菌・ウイルス等が増えてきます


そして、今度はこれらの異物を体外に捨てるための粘液が多く分泌されるなどして排出しようとします。
これが黄色っぽいネバッとした痰の正体です。


さらにこれが順調に排出されずにいると塊〈かたまり〉となって出てくることもあります。茶色味がかった粘りっけのある白色の粘液や塊がでることもあります。
上咽頭炎の時の特徴的な症状の一つともいえます。

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春夏の冷房エアコンや秋冬の乾燥と冷気、冬の暖房による乾燥、さらに喫煙や大気汚染などで線毛運動の速度が低下し、上咽頭の上皮にウィルスや細菌、花粉、ホコリがつきやすくなります。また、乾燥、低温、大気汚染、喫煙などでも線毛運動機能が低下していきます。


線毛運動の低下は、加齢によっても進んでいきます。

線毛運動が最も活発なのは0歳で、年齢とともに線毛の活動能力は低下していきます。よく「お年寄りは風邪を引きやすく、治療をしてても長引く」と言いますが、加齢による免疫力低下に加え、線毛運動機能の低下も原因の一つとなっているのです。


説明が長くなりましたが、もうお分かりだと思います!


上咽頭炎の不快感改善は、線毛運動機能の向上、すなわち「外気にさらされても動じない粘膜と同じ状態をめざすこと」ここがポイントです。





◆このケアは、家庭用の医療機器を使って簡単にできます

最下の“最新型の詳細”にあるような家庭用の医療機器を使い、生理食塩水を43℃に温めて霧化噴出させ、鼻と口から吸入します。ノドの奥や鼻の奥を潤すことで、不快感の善を促すものです
生理食塩水は、下で紹介しているタイプでは食塩があれば簡単に作れます)
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この機器は、生理食塩水がつかえる家庭用機器で唯一、粒子径約5ミクロン以下のミストを噴出することができます。

5ミクロン以下になると、通常のミストとは異なり、クリーミーな感じのミストが特徴です。このミストは、上咽頭炎の箇所を含めた深部に届きやすいので、幅広く炎症を引き起す場所をケアしやすくなるメリットがあります。

ちなみに、ミストの大きさが10ミクロンでは鼻の奥やノドの表面までしか届かないのですが、5ミクロンでは鼻の奥のさらに奥のアゴ下位までの深部に届けることが可能といわれています。

ここでちょっと疑問を解決
使う機器はエアロゾルタイプではなく、スチーム式のタイプではダメなの???
ダメというわけではないようですが・・・
◆スチーム式は生理食塩水が使えません。(使うと故障の原因に)

◆スチーム式は粒子径が大きいため、届く範囲がせまく限られます。




このケアの有意性とエビデンスの参考となる資料


有意性に関する根拠としては次のことがわかっています。
(※幅広く見れるように検索リンクにしています。)

🚩 @鼻咽腔炎などに関しての山口大学医学部での臨床的検討と報告
【鼻局所温熱療法の臨床使用成績】を検索
[※資料はPDF]
本文の鼻咽腔炎は「上咽頭炎」の別名で同じ炎症。
43℃に温めたエアロゾル粒子を使った温熱的効果の実績が書かれています。
(注:慢性副鼻腔炎のみ薬剤を併用しているため該当部分は除外して参考にして下さい)

🚩 A三重大学医学部の研究
【生理的食塩水エアロゾルの鼻粘膜粘液繊毛輸送機能に及ぼす影響】を検索[※資料はPDF]
ページ内のPDFファイルを開くと詳細が見れます。
慢性副鼻腔炎に対する成果が発表されていますが、粘膜レベルでの研究成果ですので上咽頭粘膜に対しても成果が期待できます。

🚩 B鹿児島大学の臨床成果
【鼻局所温熱エアロゾル療法の基礎と臨床】を検索[※資料はPDF]
43℃のエアロゾル(温熱ミスト)の治療成果
局所温熱療法としての成果が記述されています。副作用の報告も無く、安全且つ有意的な方法とされています。

🚩 Cアレルギー(花粉症)に関連するの有意性の根拠
【花粉症の民間医療について - 厚生労働省】を検索
上咽頭炎との関連もいわれている花粉症。厚労省による民間療法に対する効果の調査結果。
ここでは「鼻スチーム療法」という療法名で記載があり、「効果あり」と回答した人が46%との結果が記述されています。

以上のように上咽頭炎をはじめ、それに関連した鼻〜ノドにかけての粘膜に対する有意性が確認されています
(※@〜Cは下記の医療機器ではなく、同等または類似した蒸気による成果および調査結果です。)





この様な根拠に基づいた療法は、以前は病院でおこなう治し方でしたが、最近では家庭でも吸入できる医療機器が開発され、自分で簡単にセルフケアができるようになりました。

※ 家庭用で生理食塩水が使用できる機器は、こちらで紹介している医療機器認証機器のみ


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このケア方法では、鼻の粘膜や上咽頭炎の箇所を含めたノドの奥深くを、微粒化された食塩水で潤いを与えることで上咽頭炎の不快感改善を促していきます。花粉症や副鼻腔炎の不快感にも有用的です。耳鼻咽喉科での治療が基本ですが、自宅でもケアすることでさらに不快感改善を目指します。


『カユイところに手が届く“ケア方法”』と言っても過言ではないと思います。

上咽頭炎以外では、通常の喉の不快感はもちろんのこと、ウイルスの排出、花粉やアレルギーによる不快感、風邪の不快感予防、乾燥や大気汚染からくる鼻ノドの不快症状予防にも有用的です。



微粒化された食塩水(生理食塩水)=粒子径約5ミクロン以下のミストで、下方にあるような生理食塩水がつかえる専用機器から放出されます。43℃の超微細な霧滴(エアロゾル)にした生理食塩水で、鼻と口からノドの奥までを潤すことで、線毛運動機能(線毛輸送機能)の向上をめざします。

生理食塩水がつかえる機器は治療の一環として医療の現場でも使用されており、以前は3万円〜8万円もする高価な物でしたが、最近では、家庭用として2万円以下で機能と価格のバランスが良い機種が入手できるようになってきています。

調べてみると、生理食塩水が使える家庭用機器を製造しているのは、医療機器のメーカー1社のみでした。

生理食塩水=塩化ナトリウム(塩)を0.9w/v%含有する食塩水で、人間の体液とほぼ等張となる食塩水。体液と同じ塩分濃度で浸透圧の関係で粘膜にも優しくなじみやすい。


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さらに「最新型」と外見が同じ生産終了の型があるので注意
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※生産終了の型は、認証番号末尾5桁が23000、型名末が6A

▼下の(株)エーアンドデイの医療機器専門店だと、最新型のみ取扱いなので安心
おかげで、生理食塩水も簡単に作れた!



  最新型の詳細 
(株)エーアンドデイ医療機器の専門店
こちらには生理食塩水が簡単に作れるツールが付属されています
うがいでも届かない所に届いて、ケアします!
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  NewPR  最新機器の詳細



私も職場と自宅用で2台入手しましたが、保証もあるし、カスタマーサポートもあるメーカーで安心できました💓



以上です。



常に最新の情報に更新していますのでご安心を!
この「上咽頭炎治し方レポート」が参考になれば幸いです^^

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posted by 耳鼻咽喉科医師 になればよかった at 10:47 | TrackBack(0) | 上咽頭炎治し方レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする